おはようございます。
神戸の税理士・公認会計士・農業経営アドバイザーの押田大輔です。
8月下旬。夏も終盤ですが本当に暑い日が続きます。
働き方改革実現会議
昨年、政府の働き方改革実現会議が発足されてから、1年が経とうとしています。
これまでと違った柔軟な働き方についての対応が会社に求められるようになってきました。
労働人口の減少、生産性の向上、隙間時間の活用など、キーワードとして本当によく目にします。
労働環境への対応
「社員のモチベーションが上がらないのは、その社員の責任」
という考え方は終わり、
「社員のモチベーションが上げるような環境作りをするのは、経営者の責任」
という考え方に時代はシフトしています。
IKEAでは育児をしながらでも働きやすいように、屋上に託児所があります。
仕事が終わればものの数分で子供を迎えに行くことができます。
ある情報システム会社では残業代を減らして生産性を上げることに成功しました。
残業したくない日は紙で意思表示をさせ仕事を振らないようにすること、会議は立ったままですることで必要のない時間を省く、家族や取引先への協力依頼、残業時間が減った社員には賞与を支給する、増えた利益はすべて社員へ還元する。
残業代を減らして生産性を高めるには、経営者がここまでの覚悟をもって取り組まないと実現しないということです。
経営者からのメッセージ
良い人材は今後取り合いの競争がますます激しくなることは確実です。
中小企業においても職場に託児所を設けて子育てママへの労働環境を整える動きは今後もっと出てくると思います。
経営者がやるべき事は、社員の事を真剣に考えるということです。
社員のやる気を引き出せる仕組みを作りをすることが経営者の仕事です。
そして、社員を大切にする事。
社員を大切にしている会社はまとまりが生まれ、業績も伸びています。
社員を大切にするかどうかは経営者の考え方で決まります。
経営者はその考えに基づいた行動を自分が率先して行うことで社員にそのメッセージが
伝わるのではないかと思います。