おはようございます。

押田公認会計士事務所です。

 

今月のコラムは、 

「社長の仕事、社長のやるべき事とは?」

 について考えてみたいと思います。

 

高収益型事業構造

社長の仕事とは? の問いに対して色々な正解があるかと思います。

弊所の経営計画書では次のように書いておりますので、ご紹介したいと思います。

 

社長の仕事は、高収益型事業構造を作り、社員とその家族を幸せにすること。

 

高収益型事業構造とは、「使命感・理念・未来像・戦略・戦術・数値目標」によって成り立っています。

 

そして、社長は「使命感・理念・未来像・戦略」を決めます。

戦術や数値目標は全社員が作り上げます。

 

この中で重要なことは、社長が決める「戦略」です。

 

 

戦略と戦略

戦略とは、方向性や順番です。

何が1番で何が2番か。

トップのみが決めることが出来ます。

 

一方、戦術とは、方法ややり方です。

販売力、企画力等、全社員で考えるものです。

 

戦略が間違っていると会社は利益が出ません。

利益が出たとしてもそれは短期的です。

 

戦略の間違いは戦術ではカバー出来ません。

 

戦略にも優先順序がある

市場にはお客様とライバルしかいません。

お客様に自社を選んでいただけるように、戦略を差別化させなければいけません。

戦略にも優先順位があります。

その優先順位で差別化していきます。

 

戦略としての優先順位は、

①商品力、サービス力

②営業力

③社員力

と弊所の経営計画書では定義しています。

 

差別化することで、競争相手のいない市場や少ない市場で戦うことが出来ます。

そうすればライバルとの価格競争に巻き込まれることはありません。

 

自社の商品力やサービス力はどういったところにありますか?

 

社長はそれを明確にし、正しい戦略で会社の方向性を決めていくことです。

 

 関連記事

理念経営といっても、具体的に何をすれば良いの?(2019年3月18日)