おはようございます。
神戸を中心に活動している税理士・公認会計士の押田大輔です。
いつもコラムをお読み頂き、ありがとうございます。
今日は「徹底すること」についてです。
TTM
以前のコラムで「成長への早道は真似ることです」とお伝えしました。
先人達がやった成功例を真似ることは、成功する最も近道ということです。
(↓コラムはこちら)
http://oshida-cpa-office.com/management-plan/mane-bunka-20151005/
成功例を真似ることは大切だと思いますが、成長している人たちは真似るという行動に対しての取り組みが違うように思います。
どう違うかというとそれは
「徹底している」
ということです。
ただ単に真似るのではなく、「徹底的に真似している」のだと感じます。
もちろん「徹底的に」という意味には「行動を伴う」という意味を含みます。
成長している人たちは、先人たちの成功例を徹底的に真似しているのだと思うのです。
徹底的に真似る。(TTM)
人間性の高さという価値観
徹底的に真似るといった場合、誰の成功例を徹底的に真似れば良いのでしょうか。
その判断方法は価値観を共有できる人かどうかです。
そしてその価値観には人間性の高さが示されていることが大切です。
「たった○○するだけで売上が○○上がる」
「誰も教えてくれない○○の方法」
といったような小手先のテクニックだけを徹底的に真似することはおすすめできません。
自分自身の方向性が定まっていないので、新しく違う方法が出回ればすぐにその方法の真似をするからです。
そして結局は何をすれば良いのか分からなくなる可能性が高いです。
本当に徹底的に真似るべき成功例とは、自分が尊敬できる人のやり方を真似すべきなのだと思います。
それは人間性が高い人であり、その人の価値観に共有できるかどうかです。
私のコラムで何度も書いていますが、従業員が経営者についていくかどうかは、経営者の人間性の高さによります。
従業員は尊敬できない経営者にはついていきません。
本質の部分の価値観が共有できる人のことを徹底的に真似すべきです。
「徹底すること」って、わかっているようでなかなか実践できていない気がします。