おはようございます。神戸を中心に活動している税理士・公認会計士の押田大輔です。
いつもコラムをお読み頂き、ありがとうございます。
普段は体を動かす機会がない私ですが、友人に誘われて山登りに出かけました。
運動不足の体で山登りが出来るのか少し不安でしたが、駅から1時間程永遠と階段を上り、無事山頂に到着。山登りというより階段登りの厳しいルートでした。
運動でかく汗は気持ちが良いものです。
↑山頂から神戸市内を見下ろす。
さて今日は経営計画書の中の戦略について解説します。
戦略とは方向性・順番
戦略とは、方向性や順番です。どんな方向性を目指すのか、何が1番で何が2番なのかを決めます。
戦略は会社の将来の舵取りですから、必ずトップが決めなければなりません。
戦略が間違っていればどんなに頑張っても利益は出ません。方向性が違うからです。
戦略が正しければ放っておいても利益は出ます。正しい戦略で成長することが安定的な成長につながります。
戦術とはやり方
これに対し、戦術とはやり方です。トップが決めた戦略をどういう方法で達成するかを決めることです。
だから戦術は全社員で考えます。戦略と戦術を数値に落とし込んだものが数値目標です。
利益計画、商品別利益計画などです。
数値目標と実績が違うのは、戦略が間違っているか、戦術をそのとおり実施しなかったかのどちらかです。
成長する会社は絶対に言わない「5つの言い訳」
正しい戦略、経営者の人間性、未来像があれば会社は成長するものだと思います。
ここで、今日の表題に戻ります。
「日本で一番大切にしたい会社」の著者である坂本光司先生の言葉をお借りします。
”5つの言い訳”とは、
「景気や政策が悪い」
「業種・業態が悪い」
「規模が小さい」
「ロケーションが悪い」
「大企業・大型店が悪い」です。
そしてこの5つの言い訳をする経営者は必ず「そこにわが社の業績が上がらない最大原因がある。変わるべき・変えるべきなのは外部環境である」と言います。
会社は何のためにあるのか?なぜ仕事をするのか?
について真剣に考え、そして明確な答えを持っている経営者はいつの時代でも成長し続けるのだと思います。なぜならそういった会社にはビジョンや戦略が必ずあります。
そしてそれらが社員や取引先、さらには地域社会から支持されるものだからです。
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