おはようございます。

神戸の押田公認会計士事務所です。

 

七五三の季節になりました。

1年前に息子が七五三参りに参加した時の事を思い出します。

1年前の息子の写真を見ると、今よりだんぜん幼い!(当たり前ですが…)

子供の成長ってすごいですね。(親バカです)

 

さて、今月のコラムは、「社長の仕事とは?」です。

 

私は毎月お客様の社長にお会いしますが、「社長の仕事ってなんなんやろ? 今やっていることって正しいんやろか?」といった声をよく聞きます。

 

社長は大変

社長の悩みはよく、「ヒト・モノ・カネ」と言われます。

 

実際はその中でも圧倒的に「ヒト」に対する悩みが多いです。

 

例えば、

・良い人材がいない

・人が足りない

・採用ができない

・社員が言うことを聞かない

・自分の思っていることが社員に伝わらない

・評価の仕方が分からない

・賞与をあげても喜んでもらえない

・それは自分の仕事ではないと言う

 

思い当たるところはありませんか?

 

その他、カネでいうと、

・財務の見方がわからない

・資金繰りを改善したい

・銀行との付き合い方がわからない

 

などなど。

社内では毎日いろんなことが起こっています。

 

毎日毎日。

 

社長はそれに応えなければいけません。

 

それに加え、社内のことだけではなく、新規売上も獲得していかなければ、事業が存続しません。

 

社長って大変ですよね。。

 

もちろん、社長は大変な仕事には変わりありませんが、それだけではありません。

毎日ワクワクしていらっしゃる社長さまを私はいっぱい知ってます。

 

では社長の本当の仕事とは? 社長は何をすべきなのか?

 

社長の仕事とは?

 

ずばり、伝説の経営コンサルタントの一倉定先生によると、

 

 

「社長の仕事とは、市場活動である」

 

です。

 

 

市場活動とは??

 

 

市場にはお客様とライバルと自社しかいません。

 

自社の商品やサービスはお客様から買っていただけるのです。

 

答えはお客様が持っています。

 

つまり、社長はお客様に目を向けていなければならないのです。

 

ライバルの動向、自社での問題はもちろん気になります。

目を向けることも必要です。

 

ただ、ライバルや自社にだけ目を向けているだけでは本当の社長の仕事をしていなことになります。

 

お客様が何を求めているか、お客様は何に悩んでいるのか、お客様に真剣に向き合い目を向けることが社長の仕事です。

 

だから、穴熊社長になっていてはいけません。

 

答えは市場(お客様)が持っているので、そこに行かなければいけません。

 

 

社員にやれ!ではなく、自分に続け!が正しい社長の姿勢です。

 

 

そして、社長が決めた方針に対する実施責任は社員にありますが、結果(利益責任)はすべて社長の責任です。

 

 

社長の仕事は3つ

 

先ほどは、一倉定先生のお言葉を紹介させていただきました。

 

 

その上で、具体的な社長の仕事は3つあると考えます。

 

①事業の柱(戦略の構築)

 

②組織作り、社員教育(理念の落とし込み)

 

③後継者の指名と育成(理念の継承)

 

です。

 

 

具体的なことは弊所の経営計画書に記しています。

 

 

「社長の仕事とは?」

 

 

シンプルな質問ですが、非常に奥が深い内容です。

 

 

社長が社員を大切にし、明るい未来を描ける会社にするためにも、その答えを明確にしておくことは大切なのではないでしょうか。