おはようございます。
神戸の押田公認会計士事務所です。
新型コロナウイルスにより、緊急事態宣言が発表され、これまで経験しなかったことが起こっています。
弊社もお客様である中小企業の皆様のサポートに全力をあげています。
融資、補助金、助成金の最新情報提供をご案内した上で、個別に対応が必要なお客様に対しては連絡を取り合ってサポートさせていただいています。
https://oshida-cpa-office.com/covid-19/
5月6日までとされていた緊急事態宣言もあと一カ月程度延長されるようです。
いつおさまるのかがわからないという、経済的、精神的不安があります。
今回は新型コロナに対する正しい知識を整理してみたいと思います。
新型コロナウイルスの特徴
コロナウイルスは普通の風邪ととして知られるものが4種類あって、それ以外に2種類のコロナウイルスがあり、合計6種類ありました。
それ以外の2種類のコロナウイルスとは、SARSコロナウイルス、MERSコロナウイルスです。
新型コロナウイルスの特徴としては、これまでの風邪コロナウイルスとSARSコロナウイルスの中間に位置しているとのことです。
これまでの風邪コロナウイルスは感染力がある程度高く、かつ重症化する割合がかなり低い。
一方、SARSはかかってしまえばほぼ確実に重症化するという特徴がありました。
そして新型コロナウイルスは感染力が高くかつ重症化する割合もある程度高いという特徴があるとのことです。
そして、遺伝子の情報が、SARSコロナウイルスに似ているとのことです。
感染力に関しては、インフルエンザウイルスと同じぐらいと言われているようです。
新型コロナウイルスは、飛沫感染と接触感染の2つが感染経路です。3密がいけないと言われているのもその二つの特徴を避けるためと考えれば理解がしやすいと思います
新型コロナウイルスの厄介な点
新型コロナウイルスに感染した人でも、無症状の人がかなりの割合でいるということです。
そのため、知らない間に拡散してしまうという実例が多く上がっているということです。
また自覚症状がないまま悪化しあるとき突然重症化してしまうということもあります。
日本人の感染者数死亡率が低い理由
これについては議論が多くされているようですが、答えは全く分かっていないようです。
例えば、
・DNAがそもそも違う
・日本でウイルスが突然変異している
・アジア人はよく風邪を引くので、旧型コロナウイルスに対する抗体ができている
・BCGを受けている
・マスクをする習慣がある
・挨拶でハグやキスなどをしない
・靴の裏から広がる例もあるようですが、日本では靴を脱ぐという習慣がある
治療薬について
治療薬については二つの側面から開発を進められているようです。
一つ目は、感染後に体内で新型コロナウイルスが拡散するのを防ぐための薬、もう一つは感染後の肺炎の症状を抑える薬です。
拡散を防ぐための薬としては、アビガンとレムデシビルビルの二つが代表のようです。
リムデシビルはエボラ用に開発された薬です。臨床試験中でして、完全に効くいった薬はまだ開発されていないようです。
一方、肺炎の症状を抑える薬も、試験中ですが、こちらも決定的なものはないようです
最後に
これさえやっとけば大丈夫、反対にここまでやる必要があるのか?などといったことについては全く分かりません。
やりすぎも精神的に疲れますし、楽観的にするとすぐにまた広がってしまうので、そのバランスを取りながら、とにかく自分自身ができることをやるということに尽きるんだと思います。