「働く人の資本主義 出光佐三著」を今読んでいます。

冒頭部分を紹介させていただきます。

”戦後世界は交通の発達によって1日で全世界を回せるほど時間的に狭くなったことを、まず認識する必要がある。 この狭いところに100以上の民族が雑居しているのであるから、もはや権利思想や個人主義では絶対にうまくいくはずがない。

お互いに譲りお互いに助ける互譲互助、和の在り方でなければならない。

~中略~

このお互いに仲良く 助け合うことが日本伝統の互譲互助、和の姿であり、これは権利思想、個人主義の外国にはないものである。日本がこの和の姿を実際に作って、対立闘争で行き詰まっている世界に平和と福祉のあり方を教えるのが、今日の日本人の姿である”

ちょうど歴史の本も読んでいたのでふと思い出したのですが、聖徳太子(厩戸皇子)は17条憲法の第1条で次のように述べておられます。

”和をもって貴しとし、さからうものをなしとす”

一番大切な第1条に、和を大切にせよ、と述べてるところがとても意味深いと思います。

最近ニュースなどで言われている人本経営は、大企業の形式的な内容のものが多く、かなりあやしいものばかりですが、本当の意味での人を大切にする経営(以前紹介させていただいた、宮田運輸さまなど)とは、日本人が本来大切にしてきた「和」に基づく経営なのではないかなと感じました。

和を大切にすることで儲かる事を否定している訳ではなく、その逆で、儲かることは大切ですが、それ以前に人としての在り方が大切なのだと思います。

日本人のDNAに「和」を大切にする考えがあることは、誇りではないかと思います。





❏好きな言葉 ❏

・毎日0.2%の改善
・三毒追放(怒らない、妬まない、愚痴らない)
・過去と他人は変えれない。変えれるのは将来に対する考え方と行動
・コツコツ
・一番大切なことは、一番大切なことを、一番大切にすること
・人はみんな違っていい
・感謝の気持ち
・素直な心
・前頭葉を鍛える
・運動
・良い習慣
・今起きていることは全て正しい
・ 美点凝視
・いいことはすぐやろう、悪いと思ったらすぐやめよう




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