10月17日火曜日、人を大切にする経営学会関西支部15回フォーラムに参加してきました。
ご講演は株式会社宮田運輸の宮田社長、株式会社三翠園の中澤社長、そして元法政大学教授の坂本光司先生です。
宮田社長は人を信じ切ることを徹底されており、聞かせていただくお話にはいつも心暖かくなります。
今取り組まれておられます、こどもミュージアムプロジェクトでは、子供が書いた絵をトラックの背面にプリントし、運転する。運転手だけでなく、後ろや周りを運転する人も暖かい気持ちにさせてくれるとのことです。
中澤社長は、自分が働いている会社は恥ずかしくて人に言えないと社員が思っていることを知り、悔しくていい会社にしようと決心され、数々の取り組みをされたとのこと。
最初はもちろんうまくいかなかったことも数多くあったけど、中澤社長の想いを何度も繰り返し伝えることで、社員にも少しずつ伝わり、社内環境が変化していったとのこと。
人を大切にする経営や人本経営などは、怪しいのではないかと感じる人もいると思いますが、伝えたいことは人を信じて人の可能性を引き出し、働く社員も幸せを感じることができるようになること、なのだと思います。
もちろん、生産性や利益などの数値は大切ですが、問題はそのバランスなのだと思います。
(言うのは簡単ですが、実践し継続することは難しいことは承知しております。。)
お二人の書籍もおすすめですので是非。