おはようございます。

公認会計士の押田大輔です。

いつもブログをお読み頂き、ありがとうございます。

今日から5月に入りました。

大型連休を利用した旅行客で観光地はにぎわっているのではないでしょうか。

 

さて、日本では5月の第2日曜日が母の日とされています。

母の日に関する面白い記事を読みましたのでその一部をご紹介したいと思います。

弊所では毎年4月21日から5月20日を「親孝行月間」とし、社員全員で実践しています。親孝行したことを証明するため、プレゼントをしている姿を写真に撮って会社に提出してもらいます。

その中に母親の足の裏を洗っている写真がありました。添えられていたレポートには次のように書かれていました。

「お風呂場で足の裏を洗わせていただきました。母親の足は思っていたよりもずっと小さく、足を洗われた母親は先ほどの謝辞よりも喜んでくれました。こんなに喜んでくれるならまた洗ってあげようかなと思いました。

 

親孝行は多くの気づきを与えてくれます。では親孝行はいつするのか、今ではありません。自分の誕生日です。

自分が卒業した学校を母校といいます。「父校」とはいいません。「私の父校は○○大学です」というと、人生の不幸の原因が卒業した大学にあるように誤解を与えます。

 

人は母親から生まれてきます。自分を生んでくれた母親に感謝する日、その日が誕生日です。自分の誕生日に母親に「生んでくれてありがとう」と言ってプレゼントを渡すのです。父親は生んでくれていないので何も渡す必要はありません。母親だけにプレゼントするのがポイントです。

 

ご紹介した記事は、私が尊敬する会計事務所の所長が書かれたものです。

「父親は生んでくれてないので何も渡す必要はありません」は冗談も交じっているのかと思いますが、父親の身としてはかなりのショックです・・・

記事を読んだとき、観光で知覧へ行ったときのことを思い出しました。

特攻隊で戦場へ旅立つ若者が家族に宛てた手紙には必ず「母」への感謝の言葉が最初に入っていました。母の次は妻、その次は子供、祖父母、最後に父へのメッセージが書かれていました。

 

記事には続きがあります。

親が自分より早く死ぬのはわかっているのだから後悔しないように親が元気なうちに親孝行すべきです。

自分の誕生日に親孝行するほかに、国民の休日として「親孝行の日」として親や先祖に家族で感謝したほうが日本人の民度はあがるのではないでしょうか。

中略

社会人・仕事の原点は親孝行にあります。自分の両親に感謝する心・気持ちがあってこそお客様に感謝する気持ちが持てます。人間性を高め、社会の役に立つ人財を育成するためにも親孝行は大事です。

 

母の日にプレゼントを贈ることはもちろん良いことだとは思いますが、形式で行動するのではなく親孝行という本質が大切なのだと思います。

私は社会人で初めてもらった給料で父にベルサーチの財布、母にヴィトンのキーケース、兄に皮の手袋をプレゼントしたことが自分の中でちょっとだけ自慢です。

ただこの歳になっても親孝行はまだまだ出来ていないのかなぁとも思います。

「親孝行の日」

私は良い日だと思います。